椎茸嫌い歴=年齢だった私にサヨナラ。きっかけは、ヴィーガニズム。
好みの度合いはあれ、大抵の物は食べる人間ですが、物心ついた頃から「天敵」のように嫌悪していた食材がありました。
その名も、椎茸。
あまりに食感と香りと味が嫌で、名前やシルエットすらも不快になる有り様。
椎茸嫌い歴=年齢という筋金入りの…でした。
それがあるきっかけで、今回椎茸を買い、食べるという行為を敢行した訳ですが。
いやいやいや…
何この美味しいキノコ
もうビックリですよ。天地がひっくり返る。
調理法としては、
- 安い原木椎茸(この倍量で200円ほど)とトマトにエクストラヴァージンオリーヴオイルをかける
- 水を張った天板で100℃低温焼き
- 仕上げに粟国の塩ぱらり
これだけ。
勝間和代さんが作ってらしたものを参考に、もっとシンプルな作りにしました。
びっくりですよ。香り松茸、味しめじなんてもんじゃない。
味椎茸案件ですよこれは。事件です。
スープまで飲み干しました(笑)
美味し過ぎ…。
菌床のはまだ試してないのですが、そっちのが安いから次回試してみよっと。
何故、椎茸に挑戦したのか?そのきっかけ
色々な要素が組み合わさった結果なのですが、後押しはこの動画でした。
▲アメリカの動物権利活動家である、Gary Yourofsky氏のスピーチ。
これを観てからヴィーガニズムについて、今まで以上に考えるようになりました。
1時間くらいありますが、内容は大変興味深い物です。とてもオススメ(こちらについても別途記事を書こうかなと思案中)
そして、この動画を観た後、自分が今後ヴェジタリアンかヴィーガンかになっていく可能性についても考えたんです。
何事も可能性はゼロでは無い。
もし、未来に私がその選択をした場合。
社会問題を考えつつも、自分の幸福も追求したい。
そうなってくると、太らなくて栄養があって美味しい植物性食材について、もっとレパートリーを増やす事が必要なのではないかなと思い至った訳です。
最近よく豆食べてるのにも、実はそういうバックボーンがありました(結果論としては旨過ぎて夢中になってる訳ですが笑)
100%クリーンな考え方じゃなくて申し訳ない気持ちも有りますが、正直な動機はこういう事。
美味しくなきゃ、厳しい。
なおかつ、その選択肢はリーズナブルでなければならない。自分にとって現実的なサステイナビリティが無ければ、実行は難しいから。
しかも、添加物もなるべく排除したいし、砂糖も摂りたくない。そうなると、食材開拓がかなり切実な問題なんですよね。
そうして、自分が最も苦手な椎茸を克服したくなった。
万物流転、諸行無常
そんなわけで、呆気なく和解した、私と椎茸の話でした。
結果、調理法の工夫と、未加工という条件付きなら簡単にクリア出来た。
恐ろしくて、買って2日は野菜室に封印しておいたのに(笑)
要するに干し椎茸がマジでダメってだけみたいですね。あの独特の香りとナメクジみたいな食感は、ちょっとどうしてもダメなんだなあ(お好きな方、すみません)
そして食べ応えがあるんですよね、キノコって。これは助かります。なんたって糖質摂取量ももう少し減らしたいですし。
自分が思ってるよりもっと量を増やして摂るべきやもしれないなあ、キノコ。メインくらいでいくのもアリか。
キノコって咀嚼行為を誘引する食べ物ですし、ボディメイクの観点からも最強食材ですからね。
自分がヴィーガンになるか否かは、まだ結論を出しません。
しかし、とりあえずこれにてよくあるキノコは大抵味方につけた。
こんな些細な事に限らず、最近は自分の思い込みを自覚した途端に敢えてそれを破壊するような行動をし、その作用を楽しんでいます。
自分のバイアス破壊行為には大なり小なり発見があって、他の事にも良い風を吹き入れてくれる感じもするのです。
ハロー、椎茸。
今までごめんね。
これから、よろしく!🤝