毒親育ちの超肥満摂食障害HSPが過去と決別し、ダイエットで幸せを知った話①
▲ダイエットに出逢って、こーなりました!
1年前の体の写真を撮ってなくて、昔の写真を…。
今日、9月5日は自分にとって少し特別な日です。
長文になりますが、私のこと、ダイエットのこと、そしてダイエットが与えてくれたものについてお話ししたいと思います。
気持ちの成仏を兼ねて。
コロナ禍到来、失業、ダイエットのきっかけとの出逢い
1年前の今日、ダイエットを始めました。
コロナの影響で失業。
失業保険を受けながらの転職もうまくいかなくて、負の感情に呑み込まれて毎日毎日ジャンクな物食べまくって酒を沢山煽っていた頃です。
そんな中、偶々聴いたK-POPにどハマり。
実はこれが、最大の転機となりました。
アイドルの身体と、自分のヴィジュアルとを比較してしまうようになったんですね。
分かってはいたけど、
私ってなんて醜いんだろう。
元々そう思ってた気持ちは、日々強くなっていきました。
そして、「私も韓国アイドルのように美しくなりたい」と強く思うようになり、ダイエットを決意。
負のモチヴェーションは超強い!
今でこそ自分を貶める感情からは解放されましたが、起爆剤になったのはやはり負のモチヴェーションでした。
これで後々辛い思いをする事になるのですが、とはいえ負の感情は、正のそれよりも圧倒的に強いです。圧倒的に。これは断言出来ます(人間の脳の構造がそもそもそうだし)
だからこそ、これまでの自分からすると信じられない程の忍耐力が生まれる下地となりました。
また、この怨念のような強い負の感情が無ければ、私が抱えていた大きな問題の壁を打ち砕けなかったと思います。 今となってはそれが分かります。
実は、これが初めてのダイエットではありません。今まで大きな失敗を何度かしています。
これまでのダイエット遍歴
1度目のダイエット失敗
物事ついた時から過体重で、小学生の時は体型を学校でも家庭でも馬鹿にされていました。
自分の容姿をコンプレックスに思いながらも、食べる事でしかストレスが解消出来ず。
中学2年生になった頃。
167cmでほぼ90キロあった自分の醜さが嫌になり、痩せる事を決意。
1日の総摂取カロリー500〜600kcal程にして、毎日夜は2〜3kmジョギング。
ノンカロリーゼリー、コンビニのハムとレタスのサンドイッチを主に食べてました。
半年で20kgの減量をするも、当然ながら栄養が無さ過ぎて常に体調不良。
それでも人間、意外と死なないもんですね。
とはいえそんな生活が続く訳もなく、あっけなくリバウンド…。
2度目のダイエット失敗
高校生の時。
この時が本当に良くなかった。
経路は覚えてないのですが、過食嘔吐という方法を知ってしまいまして。
以後、これは約15年の付き合いになっていきます。
家庭環境や様々なストレスで食欲のコントロール不能に陥りかなり太ったので、カロリーが高いものをなんでもかんでも遠慮せず食べて、喉に指を突っ込んで全て嘔吐してました。
家で吐くと親に吐いてる事がバレて激怒されるので、外に行って吐いたりしてましたね。
それにより好きな物が食べれて、かつ痩せていく「なかった事にする」ダイエットは、またしても半年で20kg程痩せる効果をもたらしました。
が、これは中学生の時の比ではない程に身体がボロボロになり…。常に目眩との戦いで。
結果的に黄疸の症状も出て、病院で点滴を受ける羽目になりました。
親からは終始罵倒されてばかりだったように記憶してます。
中学の時も高校の時も、頭の中はシンプルでした。
死んでもいいから痩せたい。
この考え方は、直近のダイエットの中盤まで続きます。
私はずっとこんな風に、私の命を粗末に扱ってきました。
…という訳で、過去2度も大失敗をしてます。
知識が無い状態で無理にダイエットをしたから、失敗して当然。
この失敗をして以降
「私は痩せる事なんて出来ないんだ」
と諦めて、太ったまま生きてきたのでした。
しかし今度こそ変わるんだと固く決意して、今度は知識を叩き込みながらスタート。
それが忘れもしない去年の9月。
今度こそ正攻法のダイエットの決意、痩せない焦りと苦しみ(9〜1月)
ダイエット経験ある方はご存知かと思いますが、最初は面白い程体重が減ります。
▲こちらは開始から今年7月までつけていた体型管理記録
開始1ヶ月で4kgほど減っています。
その後1ヶ月反動みたいにホメオスタシス(体の恒常性の事)が作動してます。
停滞期というものですね。
当時のストイック食事法と自罰
この時の私の食事はこんな感じ。
…今と変わらないって? 確かにそうなんですけど!まあ聞いてください。
この頃は3食これで、あとプロテイン。 主食はオートミールとさつまいも、もち麦のみ。油は卵からしか摂っていません。
そしてこれは5ヶ月続きます。
狂気の沙汰ですね。
調味料は普通の塩とクレイジーソルトのみ。
大会前のボディビルダーかよと。
そして、この頃は精神的な問題がありました。
自罰感情です。
これが中々に厄介で、私の人格のコアを成すものでした。
誘惑が辛いなら、食べる事が好きだという感情を捨てろ
当時のマインドをありのまま書くと、
「こんなに醜い自分が旨いものを食べるなんて、許されない。」
「痩せるために邪魔な、美味しいものを好きだと思う感情なんか無くなれば良い。」
私が1番好きな事は、食べる事なんです。
痩せる為にはこの「敵」を排除しなければならない。
半端に好きなままだと、我慢をしなきゃいけなくなって辛くなる。
それならばいっそもう、感情ごと捨てる事で、解決を図れるのではないかと本気で考えたんです。
その為に、あえて不味いものを食べてました。 鶏むね肉は茹でてゴムのように硬くしてたし、見た目も雑にする。
決して美味しくしないように、美味しいという感情を忘れるように。
▲こういう食事を、「餌」と称していました
このマインドコントロールを毎日毎日した結果、やがて本当に味が分からなくなっていきました…。
これによってかなり苦しむ事になりますが、それはまた次章にて。
*
とはいえ、合間にはこういう極端な食事をしたりも。
ストレスが溜まっていたんでしょう。
チートデーが無ければ、本当に発狂しそうでしたから。
焦りと怪我
1番怪我してたのがこの頃。 早く筋肉を作りたくて
- 休息日をろくに作らない
- 身体の痛みを無視
- 過体重なのにいきなり中級者トレーニングをやる
…怪我する要素しかない!
筋肉は1日にして成らず。
階段を一歩一歩上がるのが、最短ルートです。
②へ続く↓