読書記録:『ゼロ秒思考』
読書記録
◆赤羽雄二『ゼロ秒思考』
友人がお勧めしてくれて最近よく観てる「中田敦彦のYoutube大学」でこの本のまとめを観て、自分に今1番必要そうだなと思って。
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A4一枚の「メモ書き」で頭の中のもやもやと感情を言葉にして可視化、その継続が思考力のトレーニングになるというメソッド本。
具体的には↓
・A4裏紙(「紙」に書くのが最も自由度が高い、思考を制約しない)
・横方向、左上に下線付きタイトル、右上に日付
・毎日10ページ、寝る前にジャンルごとのクリアファイルに仕分け
・1ページ1分、思いついた瞬間に書く
・2〜3秒推敲して吹き出しで追加も可
・延長したい場合は15秒
・4〜6行、1行あたり20〜30字で
こんな感じ。
呆気ないほどシンプル。確かにこれなら「誰にでも出来る」。
実際やってみると、1分、短ッッッ!
1日目はあんまりうまくいかなかったなあ。
そりゃそうか。
ゼロ秒思考とは→思考の「質」と「スピード」、双方の到達点。瞬時に現状認識、課題整理、解決策を考え、どう動くか意思決定出来る事。
凄い…でも(3D!)こんなの理想だよなーこれは…と正直尻込み。
超人じゃんそれ…と、遠い目をしながら読み進めていったら
「考えをどんどん深めていくこと、選択肢をあげ尽くし、それを評価して優先順位をつけることなどは、実はウェイトトレーニングと同じで、鍛えれば鍛えるほど力がつく」
という言葉。
うん、俄然スッと入ってくる(笑)
筋トレを引き合いに出されると、何だって出来る気持ちになっちゃう。
トレーニーだもの。
そうか、頭の良さって後天的に作れるんだ。諦めなくていいのかな。
「頭が悪い」と自分で決めつけ諦めてきたけれど、この方法の継続が私を変えるかもしれない。
メモ習慣、まずは「誰でも手応えと成長を感じられる」らしい「3週間」を目処に続けてみよう。
本当に大切なものは、得るのに時間と労力が掛かる。最初の辛抱タイムをクリアして適切な習慣をモノにすると、人間は驚く程進化する。
ボディメイクでこの事実に味をしめた私は、まんまとチャレンジをしたいモードになっている。
ワクワクするね。
いつか、私が好きな私になれる日が来るのかもしれない。
それを信じたり、信じなかったりしながら、ゆるゆるとやってゆく。
無理なくね。
人間を人間たらしめるものは何か。
それは「言葉」。
言葉を大切に、適切に使う人になりたい。
深く思考できる人になりたい。
やっていこう。